築30年以上中小ビル経営者・後継者向け

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地域賃貸マーケティング及び30年ビル資産経営計画作成講座(全5回)


築古ビル資産経営を継続に欠かせない築古ビルアセットマネジメントを学ぶ

対象:

築30年以上収益ビル・一棟収益マンション経営者・後継者の方

当プログラムのゴールは、築古収益ビル経営者として、建物アセットマネジメントの判断力を育てる事です。つまり、ビル資産経営の諸問題を、自らの考えで適切に対応して、自ビル資産と利益を守れるようになる事です。これは正しい考え方を学ぶ事で、実現できます。

築古ビル経営が一般に難しいと言われてきた理由は、日本では、プロパティマネジメント(管理者)もしくは、賃貸管理(LM)及びビル管理(BM)の考え方しかなかったからです。建物が新しい間は、建物が問題にならないので、これで十分でした。けれども建物が古くなると、例えどんなに優秀な、プロパティマネージャ(管理者)やビル管理会社(担当者)がいても、(または自分で出来ても)これらだけでは、解決が難しい問題が増えていずれビル資産経営はしりすぼみになります。例えばプロパティマネージャ(管理者)やビル管理会社(担当者)の領域は、年間のPLの最大化です。PLだけ見ていても、建物工事のような重要かつ高額工事をどう扱えばよいか、わかりません。


築古ビル資産経営の本質は、BSの資本的支出工事を上手に使って、賃貸を継続して賃料収入を作り続ける事です。つまり、建物の維持と賃貸経営の維持の2つが主テーマですが、両者は密接に関係しているのです。だからビル資産経営者として、経営としては、BSの資本的工事を、費用を抑えつつ、どう賃貸効果を出すか?これが当プログラムで学ぶ事です。

古くても手入れがよく賃料が手ごろなビルはテナントに選ばれ続けます。 ただ、限られた予算でどう建物に手を入れれば、テナントに維持したい賃料を払っても良いと思ってもらえるのか?これは決めるのはテナントです。ここで地域賃貸マーケティングが非常に重要になります。見つけたいのは、地域の中での自ビルの強みと、自ビルを選ぶ可能性が高いテナント像です。そこから何の工事をどうするか、組み立てます。
ただ計画は、所詮見込みです。正解はありません。だから、いくつもの案を考えて比較検討する事で、より「角度が高い案」を選び、自分の選択に一定の自信を持てるようになるのです。

当講座で、自ビルの30年安定ビル資産経営計画の作成を通して、ご一緒に検討し、議論しましょう。今後のビル資産経営に、自信がつきます。

分散修繕 30年安定ビル資産経営計画

■当講座主内容

1 地域賃貸マーケティング


自分で地域賃貸マーケティングを行います。地域賃貸マーケットの特徴と近隣地域の特性を理解します。自物件の特徴を確かめ、地域でどのようなテナントが自物件を選ぶだろうかを、検討します。更にライバル物件を見つけて比較検討し、自物件の現時点での募集賃料評価を練習します。また将来の地域賃貸マーケティング動向についても話し合います。

2 賃貸経営計画


賃貸方針は、問題なければ現行継続ですが、将来不安が高い場合は、次善策も考えます。 現行継続の場合でも、将来賃料をどう見込むかが重要です。賃貸効果目的工事にいつどの程度の費用をかけるかで、変わるからです。もちろん何の工事をすれば効果があるか、も重要課題です。 まずご自身で考えて、話し合う。を繰り返し、思考を深めます。

3 分散修繕計画


賃貸経営計画で作成した将来賃料見込みから、分散修繕予算を確保し、将来の見込み賃料でテナントに選ばれるビルであり続けるために必要な資本的支出工事を、精査します。 「低予算」「低リスク」に加えて「高(賃料)効果」の観点から、いつ頃何の工事(内容)を行うか、行わないか、それにより建物状態はどうなるか、ご一緒に検証を繰り返しながら、分散修繕計画をブラッシュアップしていきます。

4 その他の問題解決


30年分散修繕計画作成を通して、管理問題、(ある場合)借入金返済計画の見直しその他、安定ビル資産経営実現に欠かせない様々な問題解決に対して、具体的な助言を行います。 また必要に応じて、具体的な賃貸リーシングの改善、管理会社の変更、専門工事取り組みについてもレクチャー、助言、支援を行います。

お気軽にフォームお問合せ又は30分無料オンライン面談をご予約下さい

講座の流れ(例)

各回2~3時間 通常1ヶ月に1回のペースで進めます。

準備課題:過去のビル工事履歴確認

過去のビル工事履歴作成用エクセルシートをご提供します。わかる範囲で過去のビル工事履歴を確かめます。

第1回:オリエンテーション・総論レクチャー

ビルの本場欧州や世界の中小ビル資産所有者が築100年築200年ビルを維持する価値観と利益、それを実現する「分散修繕」「安定ビル資産経営」の概略を学びます。まず過去の工事履歴を表にして、過去の工事取り組み特徴を読み取ります。

準備課題:地域賃貸マーケティング

専用エクセルシートをご提供します。地域の賃貸マーケットを調べて自物件の強みやライバル物件をリサーチします。

第2回:賃貸計画の作成と賃貸リーシングスキル習得

自ビルの地域賃貸マーケティングの結果から、自ビルの地域賃貸マーケット情報を読み取り、理解します。自ビルの地域賃貸マーケティング結果に基づいて、賃貸方針を定め、30年賃貸計画を作成します。具体的な賃貸効果目的工事案と賃料アップサイドについて、数パターンを検証して、検証ノウハウを身につけます。 また賃貸リーシング実務「募集賃料条件の決め方、元付不動産業者・リーシング業者の選び方、リーシングプロジェクトの進め方、賃貸借契約書作の要点、減賃交渉の対応法」を学びます。

課題:30年賃貸計画のブラッシュアップ及び30年分散修繕計画の仮作成

ビルの今後の「ターゲットテナントに予定賃料で選ばれる自ビルの在り方(改善点)を描いてみます。ビルの使用を継続してターゲットテナントに選ばれるために必要な工事を洗い出して、とりあえず30年分散修繕計画を作成してみます。

第3回 30年分散修繕計画の作成と各工事取り組みを学ぶ

改めて、「ターゲットテナントに予定賃料で選ばれる自ビルの在り方」をご一緒に考えます。
30年総工事予算を定め、必要工事の洗い出しを確認し、優先順位をつけます。各工事の予算削減ポイント及びリスク回避の考え方を学び、30年分散修繕計画をブラッシュアップします。 同時に、各工事取り組み、業者選び等実践ノウハウも学びます。


課題:30年ビル資産経営計画のブラッシュアップとバリエーション作成

第4回:リスクの分散と30年ビル資産経営計画の作成
30年ビル資産経営計画として、賃貸計画と分散修繕の整合性の確認、安定ビル資産経営サイクルの確認、リスクの分散を学びます。バリエーションを多数作成して、実現性と安定利益の観点での比較検討し、選択=判断する経験します。また、管理問題、借入金、税対策、権利問題等がある場合には、個別に対応を助言をします。


実践
第5回:フォローアップ

第5回目は、1ヶ月後から半年、1年後の場合もあります。しばらくビル資産経営を実践し、また時間をかけて考えてから、出てきた疑問、問題、不安点等を解消し、30年ビル資産経営計画をブラッシュアップすると同時に、今後のビル資産経営の自信を固めます。


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30年ビル経営計画作成講座講座受講者の声

費用・スケジュール

費用
費用 個人30万円(税別)(オンライン)(規模と課題量によって増減)法人38万円~(税別)直接の場合は別途ご相談
時間
各回2~3時間 
スケジュール
スケジュールはご相談で決めます。通常は1ヶ月に1回のペースで進め最終回だけ半年ほど間を開けます。
初回に当社から守秘義務誓約書をご提出します。 複数ビルのポートフォリオ計画作成も可能です。複数ビルバルク割引もあります。ご相談を下さい。

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主催 株式会社ビルオ
渋谷区渋谷2-2-17 3F http://builo.jp 03-6869-9407 info@builo.jp



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